犬を連れた登山に関する問題点について「山と溪谷」雑誌の取材がありました。
この問題は、飼い主のマナーだけでなく生態系への影響といった側面から賛否意見があり、未解決のテーマのようです。
犬の飼育頭数は1200万頭超(2007年ペットフード工業会)、犬は家族の一員であり、一緒に旅行したり、アウトドアをすることは生活の一部となり、ペットと泊まれるペンション、ドッグカフェ、ドッグランなど人と動物が共に過ごせる新たな空間は増えていることと思います。
しかし、ニーズが増えている一方で、受け入れ側の準備が整っていなければさまざまな問題が起こることでしょう。
とくに山や自然の場合は野生動物との接触があるため、通常想定するマナーやルール以上に慎重に対応する必要がありますね。
O教授への質問は、動物の感染症に対する危険性について。
<野生にはどんな細菌があるかわからない。安易な連れ込みは危険である>
(危険性の高いのはウィルスなので含めてコメント・・編集ミスでしょう)
とにかく、感染症対策には「予防」することが重要!!
<予防の観点からは「規制」は必要。今後の課題として、その地域の野生動物の分布を調査し、ガイドラインを作成することは必要であろう>
とコメントしています。
人とペットのよい良い関係、野生動物の生態系への影響、どれも人と動物の関係に関する学問分野の幅広いテーマに含まれます。
私はこれまでこの問題点について意識したことがありませんでしたが、改めて考える機会を得たことで勉強になりました。
人と動物の関係や絆が深くなるほど、あらゆる場面において起こり得る不具合を解決するために人と動物の関係に関する「基準」を確立する必要性を強く感じます。

